着物を着たくなったときに、それが初めてならば分かりにくいところもあるかもしれません。まして決まりごとのようなことがありそうな着物だけに、そこで断念してしまうかもしれません。確かに着物にはルールのようなことがありますが、そこでポイントとして抑えておきたいルールを学び、少しでも理解してから着物を着るようにしてみてはいかがでしょうか。
まず着物にはどういったシチュエーションで着ることになるかです。大事な場面で着る着物、普段から着ることのできる着物として考えれば、普段着ならば小紋、紬、木綿、麻、浴衣などが挙げられます。変わって礼装など大事な場面には振袖、黒留袖、訪問着、付け下げ、色無地などがあります。
季節で異なる着物として例えば、浴衣などは生地自体が涼しくなっているので、寒い季節には不向きになっています。夏は麻や手触りの縮みを着ます。同じ絹でも冬ならば裏地を付け合せた仕立てになっており、夏前と秋頃にはひとえ仕立てで着るようになります。
そして長くなった袖はお嬢さんの意味があり、結婚すれば袖丈を一尺三寸に詰めることで短くしますが、袖を留めるという言葉が留袖という着物の呼び名になりました。着物にはいろいろと気を使うところもあるかもしれませんが、これらを知ることで少しは着物に接しやすくなるのではないでしょうか。